師走の翁 『Get or Die』
●出版 ヒット出版社
●定価 874円(税別)
●乳シズム ★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 乳房のムチムチ感
 

 
REVIEW

Get or Die 1997年7月発売。
 師走の翁氏初単行本。
 実は『LOVE』を買って、「こんな凄い人がいたのか!」と買い足した次第。
 収録されているのは11篇ですが、「有姦倶楽部」が巨乳ファンにはオススメ。シャツ越しに巨乳をこすりつけたり、セーラー服のなかに手を導いて爆乳をつかませたり、巨乳ファンの心理をみごとにつかんでいる。東京ドームのビール売りのお姉ちゃんに特殊サービスさせる「Triple Egg」も、巨乳フェチ的にはいい。あらわにした巨乳にビール垂らしてお客様がちゅっぱちゅぱとしゃぶりたてる。
 ただ、全編巨乳というわけでも、全編乳フェチというわけでもない。乳房がほとんど出てこない話もある。三つ星なのは、そういう理由である。短編によって、巨乳フェチ度にムラがあるということだ。いい短編はいきおいAランクだが、そうでない短編はCランクである。それは、作品的にということではなく、巨乳フェチ的にだ。
 なので、総合的にはBランク。 
 ちなみに「百日紅礼子の華麗な生活」という超短編の連作がありますが、なぜか好きです。こういうボケバカぶり、いいなあ。
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 Get or Die
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