師走の翁 『LOVE』
●出版 ヒット出版社
●定価 874円(税別)
●乳シズム ★★
●推奨ランク SA
●フェチ嗜好 パイズリ・乳房のムチムチ感
 

 
REVIEW
LOVE 1998年3月発売。
 師走の翁氏2冊目の単行本。
 収録されている短編は5本と少ないが、それだけ1編あたりが長いということ。登場するヒロインは、ほとんどが巨乳。巨乳比率は、処女作よりあがっている。
 巨乳フェチ的にいいのは「花花世界」「百日紅礼子がANJUMILLE’Sにやってきた YA!YA!YA!」「有姦倶楽部2」。
 「花花世界」は、黒井りえなという眼鏡の女教師のパイズリが非常にそそる。乳房をずりあげ、挟み、咥える一連のしぐさが7カットで描かれている。
 「百日紅礼子がANJUMILLE’Sにやってきた YA!YA!YA!」で、爆乳ウェイトレスが指をペニスがわりに谷間に挿入されてずりゅずりゅと動かされて感じるシーンもねちっこくていい。その後、ペニスを挿入されてパイズリとなり、さらにそこへ別の子がオッパイにペニスをくださいと現れて、最初の子の谷間からペニスを引き抜いてパイズリをする。その間、実に4頁。
 処女作に比べて、乳シズム=巨乳へのフェティシズムはあがっている。ただ、どの短編にも微乳キャラが登場する。「百日紅礼子がANJUMILLE’Sにやってきた YA!YA!YA!」をのぞいて、巨乳オンリーというのはない。巨乳オンリーの短編がもっと多ければ、巨乳フェチ的にはAランクだったのだが、残念ながらBランク。とはいえ、それは作品全体の評価ではない。また、Aランクというのは、オッパイ星人、すなわち「オッパイだけがあればいい」というオッパイ原理主義者・オッパイ一神教信者向けの評価なので、Bランクの方が、「オッパイもオマンコも」という多性感帯教信者、すなわち「オッパイ好き」には好ましいだろう。
 
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