とかく
【読み】 とかく
 
 
 漢字で書くと「兎角」「左右」。
 日本国語大辞典によれば、

 「ある一つの状態が、特定の条件を要するまでもなく、成り立ちやすいという気持ちを表す」

 同義語として、「何かにつけて」「得てして」「どうかすると」がある。

(例)左右(とかく)親と云ふ奴は何かに就けて邪魔にされる(尾崎紅葉『多情多恨』)
 
 


トップページに戻る