ストックホルム市 4月23日

 ストックホルム市の概要について 9 :00〜

  元議員のマルガレ−タさんよりレクチャ−

兼業政治家時代を含め30年近く議員をされ(福祉委員長)、ストックホルム市の特徴として高層ビルがないこと湖が浄化によって泳げるほどきれいなこと、都心からバスで20分のところに広大な森・国立公園のあること、即ち森林の緑と湖の青、この豊かな自然こそが特徴ですと挨拶。

○市議会が政策を決定 101人の議員(53名が女性) 人口76万人(職員4600人)○区議会=18の区議会に分割(各区に11〜13人代議員・各政党からの推薦)
1997年 民主化の浸透・サ−ビス改善、主として福祉・教育
○環境・保健・都市計画 道路 建設など全体に及ぶことは専門行政局公務員があたる
○財政について 歳入歳出 315億クロ−ネ(約4740億円)
 歳入 58%が市税 残り32%は国の補助金・使用料他となっている。
 歳出 60%を18区に分ける 40%が専門行政局
議会における予算配分○どの区に住んでも同じように○しかし、障害者・高齢者の多い地区の加算
市民参加(各区で)その他議会傍聴席から質問可。議員選挙は4年に1回(投票率は 80〜90%)

議長(会長)表敬訪問  10:00〜

ストックホルム市には年間35万人の訪問者があり日本、アジア諸国が最も多い。30年間議員を務め、現在は議長・市長のさらにトップである会長職である。

都市計画について  11;00〜

○都市は計画する前に厳密に計測されなければならない。すべての人が同等に生きる権 利を保障するために王立工科大学と産学共同で計画  2020年世界一のバリアフリ−を目指してプロジェクト責任者はフル回転している。
○パワ−ポイントによる説明
 視聴覚障害者のマラソン、バス停には花粉症の危険性のある植物は植えない、児童公 園〜すべての子どもに対応(障害児)、ベンチにア−ムを  

職員のための健康管理と予防対策について  12;00〜

 健康コ−チ300人が食事、肥満対策、リクレ−ション等のアドバイスを行っている

職員教育制度についてレクチャ−  12:30〜

 行政の仕事を人気のある職種に転換するため職員能力啓発力量アップのコ−スがある。
名目賃金の5%を貯金し、市が5%を出資して専門職実習、大学、語学マスタ−等最長1年間保障

高齢者施策について  14:30〜

 Service huset Piltradet サ−ビスハウス、グル−プホ−ム視察
1992年からスウェ−デンではエ−デル改革(高齢者・障害者福祉、医療を大幅に県から市に移譲)によって福祉の基礎である「適切で良好な住居を提供する」ことも市の義務となっている。
退院後在宅で暮らすことが困難な人、加齢や障害によって在宅が無理なひとのために、特別な住居(ナ−シングホ−ム、老人ホ−ム、サ−ビスハウス、グル−プホ−ム)を市が用意することになった。 5階建て(一部1階)5棟

○サ−ビスハウス 112人(個室2DK) 家賃は6000クロ−ネ サ−ビス・食事は年金に応じて
○グル−プホ−ム 3グル−プ 23人  1グル−プの職員対応 昼間は午前、午後各2名のヘルパ− 夜間は1名
1階は玄関、図書コ−ナ−、食堂、リビング、アクティビティ室,作品販売コ−ナ−など。

燃料電池バスの説明  15:45〜

 エバスンネルステットさんと試乗(ストックホルム市一周)

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