自転車製作の名人として有名な梶原利夫氏から、第2次世界大戦中兵士達に配給された歯ブラシと、大正時代から昭和にかけての頃使われた携帯用歯ブラシを
いただいた。
前者は軍用 大和歯刷子と木の薄い柄に書かれ、毛の部分は3列11束薄茶色で、植毛部の中央がややくぼんでいて3本のうち1本には8の数字が書かれている。
後者は植毛部が象牙色で木材ではなさそうだ。毛は4列15束薄茶色。毛先は平面状にそろっている。ブラシを取り囲む金属枠が回すと柄として機能するようになっている。金属部分に新案登録と彫り込みがある。
つい最近当院に来た通信販売のパンフレットにこの携帯用歯ブラシとそっくりの形で回転軸に歯間ブラシが付いた物が載っていた。
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