生活習慣病という概念は公衆衛生審議会において、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群と定義づけされております。生活習慣病は、従来の成人病のように成人になってから起こるのではなく、
生まれつきの遺伝要素、子供のときからの生活習慣ならびに環境などの要素がプラスされて起こる病気なのです。 
これらの病気(下記参照)のチェックとして予防に役立つのが、生活習慣病健診です。 バランスのとれた食習慣、適度な運動などを心がけるとともに、定期的に生活習慣病健診をお受けいただき、
生活改善することで健康を取り戻すことができます。生活習慣病予防健診によって生活習慣病は未然に防ぐことができるのです。

食事習慣 糖尿病、肥満、高脂血症、高尿酸血症、心臓病、大腸がん
運動不足 糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧
喫煙習慣 呼吸器系疾患、肺ガン
飲酒習慣 肝炎、肝硬変


 生活習慣病検査項目

1 既往歴、自覚症状,他覚症状の有無
2 診察、問診
3 身長、体重、視力および聴力、腹囲
4 尿検査(尿中の蛋白、尿糖、潜血、ウロビリノーゲン)
5 血液一般検査
6 血中脂質検査
7 肝機能検査
8 尿酸検査
9 血糖検査
10 便潜血検査
11 胸部エックス線検査
12 胃部エックス線検査
13 心電図検査
14 血圧測定
15 眼底検査
16 眼圧検査
17 腹部超音波検査